JR奈良線木幡駅配線の変化 

複線化工事が続けられているJR奈良線では工事区内の各駅で頻繁に構内配線の移動が行われている。木幡駅でも幾度か変わっている。

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2012年2月5日 国鉄時代よりもともと構内3線だったのがこの時中央の2番線が撤去された。下り列車は残った3番線に発着していた。

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2020年3月26日 現在の姿、2番線が復活し代わりに3番線が撤去されている。もう3線に戻ることはないだろう。3号線に使われていた線路を一部そのまま利用したため2番線下手で迂回した格好になっている。しかし複線化完成の暁にはこれも解消するだろう。

 

奈良線木幡駅の列車入線の妙

奈良線は目下複線化工事中であるが現在単線区間にある木幡駅は構内2線を臨機応変変幻自在に使っていて面白い。画然と上下線分離されているわけではなく原則的に駅舎に近い1番線の優先使用となっているので本来上りホームである1番線に下りが入ることもあれば1番線に来るみやこ路快速の通過を待つために2番線に上り普通が入ることもある。

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1番線を出ていく上り京都行き普通

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1番線に入る下り奈良行き普通

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2番線を出ていく上り京都行き普通

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2番線に入る下り城陽行き普通

 

35年を経て定点観測

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2020年3月15日撮影、目下この路線複線化工事中。何年かのちにはまた違った光景となるだろう。

最近は意外な車両の入線というのがないので少し寂しい。 

 

JR奈良線・謎の踏切

 

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京阪桃山南口駅西約300mにある京阪バス伊賀停留所から見るとJR奈良線線路沿いに見慣れぬ踏切があるのに気づく。

バス停標識の左斜め上

 

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坂道を上がり乃木神社横のこ線橋付近から奈良方を見通すと確かに踏切があり細い道がつけられている。だがそのあたりは一般人が立ち入れない場所だ。目下JR奈良線は複線化工事中でこの場所も工事が進められている。どうやら工事関係者のための通路が仮設されているようだ。というわけで今の時期だけのものらしい。