30年前の写真その5・近鉄南大阪線

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河内長野からは近鉄に乗った。南海の駅に比べると近鉄の駅はこじんまりしている。そこから阿部野橋行き準急に乗る。準急といっても藤井寺までは各駅停車。道明寺で降りる。もうこのころには南大阪線の急行以下の旅客運転は6000系などの4扉新性能車に揃えられていた。が、道明寺のホームで立っていてやってきたのがこの6411形。すでに旅客運用は退いていたが荷物車として生き残っていた。

1950年、南大阪線で戦後初の新製車。デビュー時は6800形を名乗っていたが後年ラビットカー登場で改番された。一時名古屋線に行ったが、名古屋線改軌のとき古巣に戻る。広い前面貫通扉と張り上げ屋根が特徴。武骨だが存在感のある電車だった。

このシリーズ一応これだけです。今後また他のシリーズ出します。