80年代の名鉄 ③広見線明智にて

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八百津からレールバスに乗って帰途に着いた。この列車は明智行きのため乗り換えなければならない。広見線明智はの御嵩行きと八百津行きの分岐駅である。もとは伏見口という名前だったが近くに明智光秀の出生地である明智城址があることから改称された。旧名のころは新名古屋から直通の特急があり、この駅で御嵩行きと八百津行きに分割されたこともあった。1986年ではすでに特急は走らなくなり駅の周りは静かな佇まいである。それでも分岐駅で交換設備もある有人駅である。八百津発のレールバスが着くと程なく隣に御嵩行きが入ってくる。そして同列車は御嵩から来る対向列車を待ち合わせる。その犬山行き普通がやってくると3者が並ぶことになる。ちょっとした賑わいに嬉しくなって撮るが、すぐに御嵩行きは出発。瞬時のシャッターチャンスだった。こちらももう車内に入らなくてはならない。まもなく出発、犬山へと戻っていった。八百津線がなくなってもうこの駅で3者並ぶことはない。1986年3月21日撮