80年代の名鉄 ⑯尾西線玉ノ井駅

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尾西線は弥富から津島、一宮を経て玉ノ井まで至る30.9kmの支線である。全線通し運行はなく、北端部の一宮から玉の井までの盲腸線区間は他と別れています。1987.10.27に乗りました。3800系2連の電車が始終行ったり来たりの運用です。玉ノ井から昔さらに木曽川港まで線路が伸びていたということですがそれをうかがわせるものは見当たりませんでした。玉ノ井駅周辺には特に何もありませんが沿線に民家は建ち並んでいるのでそこそこ輸送需要はあるのでしょう。その証拠に駅前の駐輪場の自転車の数! 否自転車置き場に電車が乗り入れているというのが実情に近い。このあたりは今もあまり変わってないようですね。

 

名鉄3800系は戦後運輸省規格型として大量に導入した車両なのでいろいろなバリエーションがありました。この写真のような高運転台になったものもありました。よく見るとウインドヘッダーはあるのにウインドシルがない。どういう意図でこのような改造をしたのか不明です。