近鉄名古屋・湯の山線

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

湯の山線はかつて内部・八王子線と同じく三重交通が運行する四日市を起点とするナローゲージ路線の一つでしたが、近鉄に吸収合併される際標準軌に改軌され名古屋線との直通が可能になりました。それにより名古屋・大阪から直通の特急が入ってきたこともありました。しかし湯ノ山温泉駅から温泉街までは離れておりバスやタクシーへの乗り継ぎが必要で旅客は鉄道を敬遠し自動車利用に移っていきました。結局湯の山線における特急運行は一昨年で廃止され今ではワンマン運転の普通電車が走るだけのローカル線になってしまいました。

 

内部線を往復した後湯の山線に乗りました。3両編成の普通でした。編成全ての車両は不明ですが、乗ったのは一番前に付いていたこの1567でした。固定クロスシートだったように記憶してます。あまりクッションのよくないイスでしたが。うとうとする様なのんびりした走りで湯ノ山に着きました。着いてとなりに10100系の特急と並んだところを撮っておきました。湯の山線を撮ったのはこの1枚しかありません。代わりに富田で撮った名古屋線の車両を出しておきます。1977.8.23撮

 

この日は湯ノ山から御在所岳にロープウェーで登り山上のYHに泊まりました。翌日はすごい霧でしたが、湯ノ山始発で鈴鹿スカイラインを通って東海道線草津へ行く国鉄バスに乗って帰途に着きました。このバス路線に通しで乗っていた乗客は私一人でした。今はこの路線もありません。