梅雨時の乗り鉄

 

以前南海汐見橋支線の記事を載せています.
1980/南海汐見橋支線 - awatembowの日記 (hatenadiary.com)
これは1980年に乗ったときのことですが、このときの乗車区間が芦原町から岸里までで芦原町~汐見橋の一駅が未乗のまま残ってしまいました。乗る機会のないまま年月が経つこと10年。
先の記事にご紹介した片町線片町からさてどこに行こうかと思案した時この南海の未乗区間のことが思い浮かびました。そうだ芦原橋だ! 片町線を一駅で降りて環状線外回りに乗り換えて芦原橋下車。徒歩5分ほどのところに南海芦原町駅がある。小さな駅である。最低区間の乗車券を買う。雨の中することもなく電車を待つ。この10年の間に管轄が南海線に変わったので前に乗ったときのような高野線ステンレス車は走っていない。やってきたのは1521系の2連、向うからも来てすれ違った。地面に張り付くように敷かれた線路の上を隣の阪神高速に遠慮するかのようにそろそろと走る。終点汐見橋大阪環状線の内側とは思えないほどひっそりした目立たない駅である。こちらが高野線の本来の起点だというがなぜこのような場所を選んだのか理解に苦しむ。地下鉄千日前線桜川はすぐ近くでそれに乗れば次は今の高野線の事実上の起点である難波である。雨の日は乗り鉄もあまり遠出するのは脚が鈍ります。そんなときは近郊の乗り残し区間踏破に励みましょう。皆さんにもそんな乗り残し区間がありませんか。
 
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①芦原町にて

 

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②終点汐見橋

 

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汐見橋駅舎、要塞みたい

 

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④芦原町にて 岸里行き

 

ところで汐見橋から地下線で北進して新大阪までつなぐ「なにわ筋線」の構想はどうなったのでしょう。それが出来ればこの汐見橋支線も再び本線として脚光を浴びるのに。京阪中之島新線阪神西大阪連絡線が具体化して工事も取り掛かっているのにこのなにわ筋線は一向に話が進む気配がありません。