下津井電鉄

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瀬戸大橋開通で追い風になると思いきや交通の流れの大変化で大橋開通の3年後にあえなく廃線。大橋開通時「メリーベル」というオープンデッキの車両を投入して客を呼び込もうとするもかなわず。のどかな町に走っているからこそ意義があったのか。大橋やその周辺の道路が整備されては立つ瀬がない。

旧下津井駅構内にずっと保存されていた車両群、三岐鉄道が引き取るという話が一時あったけどどうなったのか?

さてお見せするのは1977年3月に下津井駅内で撮影した現役の頃の写真。手前のやや近代的な車両は昭和35年頃ナニワ工機で作られたモハ103である。屋根の車端部・ヘッドライト・テールライトなどの形状が同じ頃やはりナニワ工機で作られた京阪2000系と一脈通じるものがある。遠縁と呼んでもいいだろう。

回文 「いつも静かな港 波鳴かず 下津井」