一畑電鉄再訪

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1990年に一畑電鉄で古豪デハ3に乗ったことを以前に記している。

→ 一畑電鉄大社線デハ3 - awatembowの日記 (hatenadiary.com)
それから14年ぶりに一畑電鉄に乗った。すでにデハ3は引退し、地方の私鉄といえども世代交代が進んでいた。その数年前大手私鉄では初期の高性能車の取替え時期にさしかかり大量の余剰車が発生した。そしてまた車両の交代を迫られていた地方の私鉄には出物が得られるチャンスとなった。京王の5000系などはその製造両数が多かっただけに各地の私鉄に拾われていった。ここ一畑でも大量に入線しそれまでの車両を一掃した。それまで西武の20m級の旧型車がそのままの車体で使われていたが京王5000は中間扉を埋めて2扉化された。おそらくワンマン対応のためだろう。京王車とは別に南海からも高野線用21000系もやってきた。こちらはもとから2扉だったのでそれほど手を入れず使われている。室内を見ると窓上の補助灯がそのまま残されているのも懐かしい。

出雲市から川跡まで旧南海の3010形に乗り川跡から出雲大社までは旧京王の2100形の乗る事ができ、期せずして二つの旧大手私鉄車両に乗れた。さすが縁結びの神のおわす地、ヨソ者同士が仲良く出雲の地で共生している。末永く活躍されんことを。2004.10.10撮