昨日の地下鉄東西線記事の続編であります。
地下鉄太秦天神川で地上に上がると前の三条通りの路面に嵐電が走っている。地下鉄の出口から250mほど西へ歩くと嵐電蚕ノ社駅がある。現在はこの駅が地下鉄との最寄り駅であるが、昨日お伝えしたとおり地下鉄駅のすぐ前に嵐電の新駅「嵐電天神川」を建設中である。3月末には完成の運びとなり名実ともに総合駅となる予定。
そうなると現在の蚕ノ社駅の去就が気になる。これは奈良時代日本に養蚕を伝えた秦氏を祭る木島神社(通称蚕ノ社)にちなんで名づけられた由緒ある駅名である。しかし何しろ新駅と250mほどしか離れていないのだから双方に停めるのは不合理であろう。嵐電のHPを見ても現在のところは特に言及されていないが、近い将来なくなってしまうのではないだろうかと案じている。どうなるのだろうか。
案じついでに新駅が開業すると地下鉄→嵐電で嵐山方面というルートが確立するだろう。そうなると嵐電の四条大宮からここまでの乗降数は減ってしまい嵐電としては痛し痒しといったところだろう。四条大宮のターミナルとしての地位をどう守るかも今後の課題であろう。
③新駅工事の現場を徐行していくレトロ27 このときだけ雪が降ってきた。
いずれも2008.1.27