1976/京都~二条間高架化記念列車

イメージ 1

イメージ 2

1976年3月に山陰本線京都~二条間の高架が完成した。これにより七条・五条・四条など京都市内を横断する主要な道路との平面交差が解消し渋滞が緩和された。同月16日に記念列車が同区間に運転された。それを見るために大学の友人たちと二条まで行った。

 

わずか2駅間だけだがそのために蒸機の引く客車列車が仕立てられた。牽引機は梅小路に当時動態保存されていたC1164号であった。それが12系客車を引いた。このころ梅小路の機関車は動態保存車が多くC11だけでなく他の形式もイベントがあると本線に出てきては客車を引いた。とはいえこのあとにC1164が本線で走った記憶はない。このころ京都府下は東海道線以外は未電化で当然山陰線もそうだった。それほど立ったスジではなかったからあちこち走らせられたのだろう。梅小路にSLを集めて保存したのも京都のそのような条件があったからではないか。

 

駅間は高架化されたとはいえ二条駅はまだ地上のままで二条城を模して作られた歴史的な駅舎もまだ使われ続けた。駅舎、ホームの西側は広大なヤードがあったことがわかる。ヤード側に大勢ファンがつめかけ写真を撮っていたが、ホームに到着した列車を写すには遠かった。しかしファンへのサービスなのか客車を解放したあと留置線に入ってきてファンのいる前で停まった。しっかり撮ろうとしたが人だかりで前へ出られない。他人の頭が入ってしまった。

 

この駅が立体化されるのはそれから20年も待つことになった。古い駅舎は梅小路に移築され展示館に生まれ変わった。広大なヤードはすべて撤去されその一部はシネマコンプレックスになっている。もはやこの写真のような光景は見られない。