京阪中ノ島線開業に思う

去る15日に京阪電鉄より中ノ島線に関する発表があり、それによると開業は
10月19日で直通の快速急行の運転など運行面の大幅な変更が行われる見込みとのこと。
くいだおれ閉店以上に大阪を揺るがす大ニュースである。
まだ限られた情報しかないがこのことで思ったことを記す。

 

▽まずは快速急行に使われるという新車のこと。
形式名がこともあろうに3000系を名乗るとはびっくり。現行の3000系は8000系に編入される。
JRでいえば113系を221系に編入するぐらいの年代差があるのに。
そういえば先日現3000系が全検出場したあと車体の形式番号がステッカーになったのは改番への布石だったのか。まああの車両が今後も安泰ということがわかってやれやれだが。
そして新3000系の内部は関空快速の223系みたいな2+1の転換クロスシートにする模様。
この配置は他にも山陽5030や南海2300など最近結構みられる。
通勤型で転換クロスを採用する際収容力を考えたらそうならざるを得ないのだろうか。

 

▽車両の塗色が一新されること
特急がこれまでの赤と黄を反転して金帯、新3000系は紺と白に銀帯、その他の一般車
が濃緑と白に黄緑帯となるようで来月から順次変更されていく模様。
特急車といえば昔近鉄初代ビスタカー10000系が登場時窓周り黄色で上下が紺だったのがその後反転されたのを思い出す。やはり見慣れるまでに時間がかかりそう。
特急以外は腰部が白になるが、これは阪神近鉄で最近の車両がやっているので京阪までそうなるのかといささか没個性な気がする。
これまで身の回りの何人かが異口同音に「今のままでいいのに」と言うのを聞いた。
ただ今回大津線は除外されるようなのであの濃淡グリーンの塗り分けは石山坂本線で生き残るか。

 

▽それからホームページ上では明記されていないので、次の3つの点が疑問に思えた。
①一般車塗装の中には10000系も含まれるのだろうか。
比較的新しく採用されたカラーなのにあっさり変更になるのだろうか。
9000系も一般車と同じ色にそろえられるようだが、その際ロングシート化されるのではなかろうか。
新3000系の登場とあいまって設備に格差が出るし9000系のあのクロスシートは評判がイマイチなのでなんかそんな気がする。
1900系はいよいよ引退か。
新3000系48両新造により古い車両がそれ以外にもいくつか消えるのではないだろうか。
どちらにせよリバイバル特急塗装ももう見納めか。

 

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悪趣味に見えますか。どんな風になるのかシュミレートしてみたかったので…
本物はもっとセンスよいものであることを期待します。