乗り放題切符の旅・§1、遠州/後編 遠州鉄道

西鹿島駅に降り立ったのは2度目だが遠州鉄道の路線にはまだ大部分乗っていない。今回は遠州鉄道に乗って新浜松へ出てみる。遠州鉄道は地方鉄道のひとつではあるが全線電化で車両は全て自社発注の独自のもので大手私鉄に引けを取らない存在感がある。

 

西鹿島
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最初に乗ったのは1004+1504の固定編成。

 

車内
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前まで見通すことのできる広い貫通路が特徴。

 

西ケ崎駅で
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構内にED28型電気機関車と休車中の30が留置されている。

 

車内より曳馬駅
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この付近現在高架化工事中で進行方向右手に橋脚が建ち並ぶ。数年後に訪れた日にはこの駅も高架になっているだろう。なお1000型先頭から撮ったがこの車両のフロントガラス上部は遮光のため青色になっており景色も上部が青く見える。

 

新浜松駅到着
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西鹿島からまっすぐ来れば約32分で到着。2面2線の対向式ホーム。向こう側にまた30型1編成が留置されていた。30型は西鹿島、西ケ崎、新浜松にそれぞれ留置されていたがこの日稼動している編成は見なかった。乗ったのは1000型ばかりだった。近いうちに統一されるのだろう。

 

周辺市町村を併合して人口80万人を数え昨年政令指定都市となった浜松市。その浜松市内を南北に12分間隔で頻発する遠鉄。赤い車体が映える遠鉄は躍動する浜松の元気を象徴して都市型交通の風格を身に付けてきた。今後の一層の発展を予感させる。

 

2008,10,5撮

 

このシリーズ完