乗り放題切符の旅 §2 大阪近郊 その1、水間鉄道

JR乗り放題切符、あと一回分残っている。使用期限は19日まで。さればカメラをなくしたと打ちひしがれている場合ではない。どこかへ出かけよう。というわけで3週連続日曜日にJRでおでかけ。別に遠くへ行くばかりが旅ではない。近場はいつでも行けるという油断から行き損ねているところがいくつもある。

 

なくしたデジカメを買う前に使っていたデジカメを久々に出してきた。充電してみるとどうやら動きそうだ。そこでちゃんと使えるか試しに撮り鉄に出かけることにする。行く先はこれまた久しぶりの水間鉄道。実に29年ぶりの再訪。
前回訪問時の記事はこちら→水間鉄道1979 - awatembowの日記 (hatenadiary.com)

 

JR阪和線を使ってのアクセスなので連絡駅というのがない。阪和線を東貝塚で降り水鉄の石才まで歩く。いやあ結講歩きました。

 

○行き
石才駅は単線の無人駅。ほぼ20分間隔で走っている。ほどなく元東急7000系である1000系の2連が来る。
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この程度の小さな私鉄なら最近はワンマン運転が普通であるが、ここでは車掌さんが乗っており何度も車内を巡回に来る。カバンをぶら下げ乗客の行先を聞いて切符を切る。「切符」という漢字そのままの使われ方だ。昭和のかおり、懐かしい。ただしここでも一部はワンマン運転なのだそうだ。

 

水間到着
水間駅は近くの水間寺にちなんで寺院を模した建築で味がある。
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駅内1000系の並び。顔が違う。
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かつて走っていた元南海の旧型車両。下回りは付いているが倉庫代わりであろうか。パンタが上がったままというのがニクイ。
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●帰り
水間から一駅、三ケ山口まで歩く。帰りに乗ることになる電車が水間行きでやってくる。これが引き返して貝塚行きとなってくるのを待つのだ。
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名越
ここで上下列車が交換する。車内から水間行きを撮る。
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前に同じ場所で撮った写真(1979)を再掲して見比べてみよう。
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右手に木が生い茂り後方に高いマンションが建った。でも手前の民家は同じだ。

 

近義の里で下車、ここからまた阪和線へと歩くが今度は和泉橋本へ出ることにする。
その途中で偶然撮った一枚。ちょっと電柱が被ってしまったが秋の日のツーショット。
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まあこんな感じで撮ることが出来た。一度700万画素を見慣れると320万画素なんて粗い画像に見えてしまうが買った当時はこれでも高画質だったのである。高々5年前のことである。
今は贅沢は言うまい。ちゃんと使えただけでも儲けもの。気を取り直してこれからもまた撮り鉄に励むとしよう。
7枚目を除き2008.10.19撮