JR東海道線上の新駅

JR京阪中之島駅を降りて玉江橋を渡ってなにわ筋を北へ歩くとJR東西線新福島阪神本線福島両駅はすぐである。新福島から再びJRに乗る。この1年のうちに西日本管内の東海道線上のいくつか新しい駅が出来た。またこの18日からさらに向日町~西大路間に「桂川」駅ができた。そこで「さくら夙川」「島本」「桂川」の3駅をまとめて見に行こう。まずは西行きの列車を待つ。

 

さくら夙川
イメージ 1
イメージ 2
兵庫県西宮市。近くの川べりに桜並木があるからついた名前だが、春以外の季節では駅名を言うのは気恥ずかしい。構内のチャイムはコブクロの桜のメロディーだった。今のところ緩行しか停まらないがライバルの阪急・阪神には脅威だったのだろう。どちらもこの近在の駅(阪急夙川、阪神香露園)に停車する列車を増やした。

 

次は京都方面へ踵を返す。もう日が暮れた。

 

島本
イメージ 3
イメージ 4
大阪府三島郡島本町大阪府下のJR駅中最北の駅となった。すぐ近くに「桜井駅跡」という史跡があるが、これは古代律令制度下に30里ごとに設けられた馬を留め置いた駅家(うまや)の跡(今でいえばタクシー・運送業の営業所か?)であって鉄道とは関係ない。 構内のチャイムはサントリーウィスキーのCMに使われていたメロディーだ。サントリーの工場もこの島本町にあるからだが、その工場へ行くには隣の山崎駅京都府)からのほうが近いのでお間違いなきよう。

 

桂川
イメージ 5
イメージ 6
京都市南区久世、駅名下にも久世と添えてある。JRの京都市内駅が一つ増えた。かつてここに麒麟麦酒の広大な工場があったのだが他工場との集約により閉鎖され跡地再開発の一環として駅が作られた。島本がサントリーだったからこちらはキリンのCMソング(そんなのあった?)かと思えばそんなことはなく普通のチャイムだった。西へ10分ほど歩くと阪急京都線洛西口駅がある。この駅も出来て新しいがJR桂川駅が建つと明らかにJRのほうがカネをかけて作ったとわかり後発JRの意気込みを感じずには居られない。この前日開業記念入場券を発売したそうだが行列が出来るほどの売れ行きでこのときには既に完売だった。

 

寄り道しているうちにすっかり暗くなった。きょうの行程、そして乗り放題の旅もこれで打ち止め。