3月になった。乗り鉄ファンお待ちかねの18きっぷ利用期間となった。私も1冊購入。まずは姫路まで乗り近畿地方の鋼索線めぐりの一環としての書写山ロープウェイに乗ってきた。姫路駅から神姫バスで約30分でロープウェー前に着く。
書写山ロープウェイについて
姫路市の北に位置する書写山は標高371mで、そこに架けられたロープウェーは高低差210.87m を延長781.09mで結び毎秒5mの速度で約4分かけて運行する。山上には天台宗円教寺が建ち参拝客で賑わい、また展望台からは瀬戸内海から小豆島・四国が見渡せる。
姫路市の北に位置する書写山は標高371mで、そこに架けられたロープウェーは高低差210.87m を延長781.09mで結び毎秒5mの速度で約4分かけて運行する。山上には天台宗円教寺が建ち参拝客で賑わい、また展望台からは瀬戸内海から小豆島・四国が見渡せる。
このロープウェー設備の特徴の一つは乗り場に設置されたはね上げ式桟橋であろう。この方式では、プラットホームの進入路を幅広く取ることにより、ゴンドラはプラットホームの両端にぶつかることなく、手前で大きく減速せずに進入できる。ゴンドラが駅に到着する際に自動的にプラットホームの両端から桟橋が降り、ゴンドラの揺れを素早く止めて乗客の安全に配慮している。またこの方式では乗り場に段差がなく車椅子の乗客も容易に利用できる。乗客が乗り終わりゴンドラのドアが閉まり出発する際には自動的に桟橋は上に折りたたまれる。
桟橋収納時
ゴンドラ停車中の桟橋開降時
ともに山上駅で
ゴンドラ車内。ドアが大きく広々しているが、反面座席定員は8名しかない。
対向車が来る
山上駅。ここを出てすぐ先に円教寺の入り口があり志納金を払って入山するようになっている。そこから15分ほど歩くと本堂である魔尼殿がある。そこまでの道は結構急坂が続き、山上駅構内では木杖が用意されており参拝者が自由に使えるようになっている。
すべて2009.3.1撮
参考・書写山ロープウェイホームページ
参考・書写山ロープウェイホームページ