六甲有馬ロープウェー

阪急バスを記念碑台で降りてここからは六甲山上循環バスに乗り換えロープウェー山頂駅まで行く。
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このバスは六甲山上にあるいくつもの観光施設を環状に結んでいる路線だ。スルッとKANSAIには加入していないので3DAYもPITAPAも使えない。面白いのは区間運賃制を取っているのに整理券を発行せず乗客が降車時に自己申告して適切な運賃を支払うようになっている。山の好きな人には悪い人はいないという性善説

 

ロープウェー六甲山頂駅
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山頂駅といっても最高地点ではない。それはRW内から見ることができる。

 

六甲有馬ロープウェー
まやビューラインと同じく神戸市都市整備公社の運営になる鋼索線。開業は1970年7月27日。当初は六甲ケーブル山上駅前から天狗岩を通り六甲山頂に至る表六甲線と六甲山頂より有馬にいたる裏六甲線があったが表六甲線は2004年12月19日より運行休止となり現在裏六甲線のみ運行となっている。
方式:複線交走式
傾斜長:2764.20m  高低差:441.30m  最急勾配:28°17’
運転速度:5m/s  所要時間約12分
搬器数:2台  搬器重量:2600kg  支柱基数:7基(最大高さ29.0m)
支柱のあるロープウェーとしては日本最長である。

 

運休中の表六甲線搬器
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運休になってから5年経つがそのまま残されており構内立ち入りもできる。車輌前面には「さようなら表六甲線」という表示が取り付けられたままになっている。並行するバスがあるので需要は少なく再開の見込みはない。

 

そして運行中の裏六甲線
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改札前で乗り場に立ち入れず待合室の扉越しに撮影。

 

搬器室内
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61名乗りと大型である。一番乗りして他の客が入ってくるわずかな時間の内に撮影。

 

すれ違い
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乗ってから雨が強く降り出してコンディションが悪くあまりきれいに撮れなかった。
向こうも同形同色になっている。晴れていたらこのへんから六甲の最高点や最も深い谷が見える。

 

有馬温泉駅
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降りて駅をでたところ。山道と合流する。

 

有馬温泉駅遠景
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温泉街へ行く道から見た駅全体。発車したRWが見える。

 

雨の中撮影して体が濡れた。さあ一風呂浴びよう。

 

2009.5.6撮