朝鮮飴

私の好物です。
イメージ 1

 

ちょっと変わった名前であるが熊本・園田屋の製品で「創業四百余年(天正年間)」とあるれっきとした和菓子だ。
同封の添え書によると文禄・慶長の役加藤清正が朝鮮へ出兵の折この飴を携行したところ気候風土に変味せず長期の口糧としてよく保存に耐えたことを賞賛された。これを記念して朝鮮飴と言われるようになったという。

 

パッケージを開けると一口サイズの飴が片栗粉にまぶされて詰められている。飴といってもドロップや水あめ状ではなくて少し固めの餅菓子のようである。一個の大きさは大体5.5cm×2cmほどである。

 

イメージ 2

このようにお茶請け菓子として賞味できる。べたつかず甘すぎず、快い柔らかさで噛むほどに甘味が増してくる。しかししつこさはなくほろりと喉を通る。この噛み心地のよさが癖になる感じ。
夏場に冷蔵庫へ入れなくても変質しない。冷蔵庫には入れないようにと指示がある。

 

初め知人が熊本土産で買ってきてくれたのを食べて気に入ってしまった。京都では手に入れる機会がなかなかないが大阪梅田地下のふるさと名産店の熊本県名産の売り場で売っていた。