夏の乗り鉄・小海線②

10時22分再び滑津から乗車
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売り出し中のハイブリッド車両キハE200型の2連小淵沢行き
始動時の滑らかさは電車の乗り心地に近い。

 

中込を過ぎると勾配が強くなり次第に山岳路線の様相を呈してくる。
千曲川の渓流と白樺林が迫ってきて他線にはない味わいがある。
従来の気動車のような床からのダイレクトな振動をあまり感じない。
ときどきエンジンの駆動音が途切れるのが不思議な感じがする。

 

乗車して約40分、11時小海到着
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ここで9分停車、対向列車待ち

 

小海を発車し次の松原湖に着くとホームに大勢の人がいて乗車してくる。ツアーの団体客らしい。
車内が賑わいだしそれまでゆったり座っていた座席をつめた。それでも座れない人もいる。

 

11時46分、野辺山着
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ここでも交換のため8分ほど停車する。ハイブリッド車も少し休憩。
JR線最高駅の表記を入れて車両とともに記念撮影する乗客も多かった。
途中下車する。次の列車まで1時間以上あるがその間少しブラブラしよう。

 

駅から徒歩15分ほど、国道141号沿いに野辺山SLランドがある。
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台湾のサトウキビ運搬鉄道で使われていたベルギー製SLが観光用に走っている。
1時間に2回園内のエンドレス線を周回する。1乗車300円。

 

もうひとつ駅の近くに
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かつて小海線を走っていたC5696号が展示保存されている。
昭和50年代数両の寝台客車とともにSLホテルとして使われていたものだが
のちに廃業しこの機関車のみ移転して保存されるようになった。

 

次の列車の発車時刻が迫ってきた。駅へ戻ろう。

 

つづく