夏の乗り鉄・飯田線②

一夜明けて月も変わって8月1日、飯田から再び飯田線に乗車。

 

8時47分発天竜峡行き普通。
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昨日に引き続き119系2連。朝日がまぶしい。車内はすいていて1ボックス占有。

 

ここから天竜峡までは割りと開けていて人家も見られる。
天竜川が近づいてくるが川岸は広い運動公園になっていて朝から人が集まっている。

 

9時11分天竜峡
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線内有数の観光地で駅前に店舗も並んでいる。ちょっと降りてみたいが乗り継ぎは11分の接続。
乗ってきた列車は飯田行きとなって引き返していく。
とにかく見るのは119系ばかり、留置車とあわせて3本が並ぶ。
9時22分発中部天竜行き車中の人となる。

 

天井を見ると
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この車両もちろん冷房つきだが扇風機も付いている。もともと非冷房だったのを冷房化したタイプ。
扇風機にはJNRの紋章が。

 

ここからは峡谷を分け入るように走る。駅間距離は長くはないがどの駅も深閑としている。
金野駅など森林の中の駅という感じで人気を感じさせるものは何もない。もちろん無人駅。
1日の乗降客数はどれほどだろうか。

 

小和田駅
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長野県は一つ前の中井侍まででここからは静岡県に入る。
この駅皇太子ご成婚のときに一躍注目を浴びた駅だが「おわだ」ではなく「こわだ」でありもちろん雅子妃とは何の関係もない。駅周囲には何もなく鉄道以外でアクセスできない秘境駅としても知られている。
この駅から乗客が一人乗ってきたのには少し驚いた。

 

まあ車窓風景を楽しむにはこの区間が線内随一だろう。天竜川沿いに何としてでも鉄道を引こうという先人の執念のようなものを感じる。佐久間まで来ると人家も見えてくるがほどなく

 

10時44分 中部天竜
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次の豊橋行きは11時38分発、1時間近く空きがある。

 

つづく