並河駅(JR西日本山陰本線)

仕事がらみで山陰本線並河駅へ初めて行った。
京都発園部行きの普通電車に乗っていった。山陰線京都口ももはやすっかり221系の独壇場になった。
イメージ 1

京都にて

 

並河駅
イメージ 2

国鉄時代は単線で片面一線の鄙びた駅であったが現在は複線電化され2面2線の近郊駅になった。
駅前にはマンションなども建ち並ぶ。周辺を散策。

 

駅から京都方向へ少し歩くと踏切があり渡るとこのような表示が
イメージ 3

線路沿いに遊歩道が続いている。「鉄道歴史公園」とは何だろう。

 

この駅は電化の際移設され新しく現駅舎が作られた。
旧駅舎のあった場所を公園として整備したものである。入場は無料で自由に立ち入りできる。

 

入っていくと大きな看板が目に入る
イメージ 4

現在建設中の北陸新幹線であるが福井以西のルートが未定である。一つの案として湖西を通り比良山系を抜けて口丹波へ出てさらに大阪へ向かうルートが立案されている。このルートが大阪への最短ルートとなり丹波・丹後地域の人からは地域化活性化を見込んで支持されこのような建設促進の看板が山陰線沿線のあちこちで見られる。新幹線車両のイラストは東日本のE2系が描かれている。

 

そしてその向こうには新幹線0系先頭部のカットボディーが置かれる。
こんなところにどうして?という印象を否めないが新幹線を待望する住民の総意の象徴であろう。

 

もう一つの展示物は
イメージ 5

DD51 1040号機がそのまま展示保存されている。
また遊歩道には5つの絵柄入りタイルが張られている。その中にやはりDD51がある。そして現在走る183系電車やタンゴエクスプローラではなく新幹線やリニアモーターがある。ここにも新幹線あるいはリニアを待望する気持ちが現れている。

 

帰りの電車の時刻が迫ってきた。駅に戻る。

 

京都方面行きホームから
イメージ 6

ここからも2つの展示物を見ることができる。いつかこの地に新幹線が通る日は来るのであろうか。

 

2010.8.22訪問