伊予鉄道郊外3線

伊予鉄道郊外線は松山市を中心として3方向に伸びている。高浜線横河原線郡中線である。限られた時間だったがその全てに乗ってみた。

 

まずは3月20日、フェリーで松山観光港に着いて電車連絡バスに乗り高浜から高浜線乗車。
高浜駅
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クラシカルな駅舎。
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20時を回っていて人影はそぞろ。伊予鉄の駅名表はかつての阪急や能勢電のものによく似ている。
大手町で下車、近くのホテルに投宿。

 

一夜明けて21日。再び大手町から乗り鉄再開し横河原へ向かう。
単線運行で交換駅がいくつかあるが駅によって入線が右側になったり左側になったりする。その法則性はあるのだろうか?

 

横河原駅
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この駅もクラシカルである。
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電車はこのところ続々入線の元京王のモハ3000系3連。新車と見紛うようなきれいな車体。
地方でもシングルアームパンタが見られるようになった。

 

引き返して松山市で下車
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帰りはこれも元京王5000系のモハ700系2連。
やはり元京王5000系の走っている琴電瓦町駅とこの駅はよく似ている。
この駅で郡中線との接続はわずか2分の待ち合わせ。大慌てで撮った1枚。
便利でありがたいのだが鉄チャンにはいささか窮屈である…なんて贅沢は言うまい。

 

時に車掌さんが車内巡回に来るが肩から車掌かばんを吊るして歩く姿が懐かしい。
(以前水間鉄道でも見られたが)

 

郡中港駅
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ここの駅舎は簡素なつくり。道を挟んで向かい側にはJR伊予市駅が建っている。
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この線でもモハ3000系のお世話になる。旧京王の車両が行き届いた手入れで主力として使われており京王ファンにはうれしい鉄道ではないだろうか。

 

伊予鉄は鉄道単独で黒字経営を続けており地方鉄道の優等生といえる。どの線も日中ほぼ15分毎の定時運行が保たれており地元の足として定着しているのを見て頼もしく感じた。