2011桜咲く

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今日もまた強い余震。被災者の状況をニュースで聞くたび痛ましい思いに駆られる。謹んでお見舞い申し上げます。
その一方で災害にもあわず気楽な生活を続けている自分の体験を書き続けていることを疑問に思われるブロガーもおられよう。決して他人事とは思ってはいないしましてや見せびらかすような気持ちなど劫ほどもないことをお断りしておきたい。言い訳になるが、私も平日は仕事に励み週一回の日曜日が息抜きの日である。息抜きがあってまた次の週の仕事に励める。被災地の方々におかれては息抜きできる機会が少ないであろうがそれでも日常を忘れたいと思われる日があるだろうしそのような時間を持つことは同じ日本国民として尊重され保証されるべきものだ。めいめいが「こんな良いことがあったよ」と言い合えることはお互いの活力の元になるのではないだろうか。そんな気持ちでこのブログの記事を書いている。

 

この日曜日統一地方選の投票日となり投票所へ妻と足を運ぶ。おりしも京都は好天に恵まれ花は見ごろとなった。投票だけで帰るのは惜しい。どこか花を見に行こう、ということで車で一走り。30分ほど走って宇治市内の見所へ行ってきた。思ったとおりの満開で眺めもすばらしかった。

 

自然は大きな災害をもたらすことがあるが、それ以上に人々の心を和ませる力がある。桜前線はもうすぐ被災地にも届くことだろう。自然に恐れを抱く人の心を少しでも和らげてくれたらこれからうまく共生できるだろう。今年の花を見てふとそう思った。

 

2011.4.10撮