北大阪急行の車両

 
この鉄道の車両の写真は上記記事とこの写真くらいしかない。
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1990年、月日不詳(冬)。江坂にあるホテルであった講習会に行ったときに乗った列車を降車後に後追い撮りしたもの。柵にかぶったりして見苦しいが。

 

普段あまり存在を意識しない北急であるが、一つ意識せしめることがある。
大阪市営地下鉄御堂筋線に走る車両の大半は大阪市交所有のものだがたまに北急所有の車両に当たることがある。外観でも区別できるがそれ以上に車内に入ると一目瞭然である。北急の車両は親会社の阪急のそれに倣って壁面は木目調の化粧板を用い深緑色のモケットを張った柔らかいシートが使われている。関西の人間にとって阪急の車両内装は印象が強くほかの電車よりワンランク上のように思えそれに乗るとなんだか得したような気分になる。(堺筋線でも同様)

 

この2000系は1970年大阪万博開催に当たって北大阪急行が開業したときに揃えられた車両で外観は大阪市交の車両と類似していたが車内は上記のような特徴が備えられていて親しまれた。冷房取り付けがされないまま1990年代半ばに後継の8000系に置き換えられて引退した。