HO キット改造 京阪1900もどき

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ペーパーキット改造大好きな慌てん坊将軍、今回またまたやりました。小高模型のサロ111のプレスボードキットを二つ購入しそれぞれ1両ずつ特急時代の京阪1900先頭車らしく化けさせた。800mmの狭窓が16個並ぶ側面を生かして両端部カット、前面はボール紙から自作して合体。最近の小高模型は世智辛くなってベンチレターなどを入れてくれなくなったが、改造すればどちらにせよ別パーツを購入せねばならないのでそのほうが気楽かも。京阪はJRに比べると車体幅が狭いので床板、屋根板、妻板とも修正する必要有。問題は窓桟の寸法。実際の京阪1900の窓桟幅は100mmで1/80にすると1.25mmにしかならない。だがこのキットでは倍の2.5mmもある。まさかここを手直しするわけにも行かず種車の特徴をそのまま残した。したがってその分オーバースケールとなり実縮尺より約1㎝長めになった。しかしあえてこうしたのも別の理由があったからだ。特急時代の1900は窓に保護棒が2本ずつ取り付けられていた。今回これの再現を試みたがペーパー車体に取り付けるとなると窓桟幅1mmそこそこでは接着が難しい。きれいに取り付けるのは困難であったがなんとか見られるようにするには2.5mm幅くらいは必要だった。なおこのシートピッチを実寸に直すと現在の8000系に近いものになる。
その部分で目をつぶったためにスケールモデルとはいえないが番号は1916と1919とした。特にその番号にこだわったわけではないが出来るだけ実車のイメージに近づけたつもりである。1919のほうをM車とした。前照灯点灯するも尾灯はダミー、室内灯あり。
2両だけでは少し寂しいが往年の京阪車両は短編成でもそれなりに見栄えするなと思った。
2011年7月25日完成