西武秩父線

秩父鉄道御花畑から徒歩5分もかからず西武秩父駅に着く。
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すぐ近くなのに雰囲気はがらっと変わる。大きくて整然とした駅前は観光地の玄関にふさわしくここから都心池袋に直結している。運輸、流通、開発などの事業を展開する西武グループの威容を見せ付けさすがと思わせる。

 

11:37発 飯能行
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この線の主力はライオンズカラーの4000系。

 

その車内
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2扉セミクロスシートWC付きで休日には都心からの快速急行に使われたり秩父鉄道への乗り入れに使われたりその特長を生かした性能を発揮する。しかし普段の主な役割はワンマン運転の線内普通用で西武一般車の中では特異な存在である。秩父線は単線で勾配やカーブ、トンネルが続きゆっくりと風景が楽しめるので適材適所であろう。4連だが発車時も空いていてワンボックス占有できた。

 

途中西吾野秩父行きと交換
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向こうも4000系普通。自動閉塞ではあるがワンマン運転では運転士は駅に着くたび忙しそうだ。冬場だけかもしれないが停車時間が長いときはいったんドアを閉め発車直前にもう一度開く操作をしている。
秩父線は飯能までと思いがちだが実は次の吾野まででそこから先は池袋線である。

 

高麗を過ぎてすぐ武蔵丘車両研修場が見えてくる。その先の信号場から複線になりそのまま進むかと思いきやカーブ手前でまた単線に。

 

12:29 東飯能
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32.3kmを50分以上かけて走った。
東飯能はJR八高線との連絡駅。ここで降りる。終点飯能はあと一駅。

 

そのあとすぐに回送車が
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武蔵丘から降りてきた6000系である。側面はアルミ地肌だが顔が白く塗ってある。これは東京メトロ副都心線乗り入れへの対応改造車のしるしらしい。今年はいよいよ副都心線を介して西武と東急(東横線)が直通運転することになる。こんな日が来るとは堤も五島も夢想だにしていなかったことだろう。その暁にはこの辺りの運行系統もまた様変わりしているのだろう。

 

2012.2.12撮