名鉄尾西線乗車 2

津島駅から津島神社へ向かう市随一の目抜き通りにはコンビニもマク○ナ○ドもユ○ク○も見当たらず人通りも少ない静かな町だ。市とはいえ鉄道の本線から外れるのは不利なのだろうか。しかし豊田市などは鉄道の本線からは外れても工業の中核都市として大いに栄えている。津島に活気をもたらす何かが欲しい。そんな津島からまた尾西線に乗る。

 

津島発名鉄一宮行き普通
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6800系2連、弥富発列車と接続する。線内各駅ホームは4連分ほどの長さがあるが昼間はほとんど2連で運転されている。運転室後ろにかぶりつき。

 

駅を出てすぐ津島線と分岐、両線とも複線なのだが分岐部で尾西線のほうは一旦単線になる。
町方、六輪と停車

 

六輪~渕高間
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1度目の上下交換

 

渕高、丸渕、上丸渕と渕の付く駅が3連続。
上丸渕~森上間で2度目の上下交換があった。
複線は森上駅手前で終わる。

 

森上駅構内から
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津島方向を見渡す。複線が途切れ300mほど単線となって構内でまた3分岐しているのがわかる。複線化工事を駅までしたかったがこの部分だけ用地買収ができなかったためと聞く。また森上駅の構内配線も変わっていて駅舎に近い1番線は行き止まりとなっていて普段入線はなく大半の列車は2.3番線へ入る。

 

森上駅を出て
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駅を出てすぐ一宮寄り左手に自転車置き場がある。かつてここから木曽川べりにある製紙工場までの貨物専用線が分岐していた跡である(名鉄は昭和50年代まで貨物扱いを行っていて各線で電機の引く貨物列車を見られた)。廃線跡を歩いてみようとしたが尾西線から分かれて数百mも行かないうちに線路敷跡も含めた周辺の土地を広い道路に作り変える工事が行われていてもはや痕跡を見つけることは不可能だった。
貨物用電機

 

ここからは完全に単線となる。山崎、玉野と止まり新幹線の下をくぐって萩原に着く。ここで3度目の上下交換。次は二子

 

苅安賀到着
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萩原から2駅しか進んでいないがここで3分ほど停車して対向列車を待ち4度目の上下交換。前に見える高架道は東海北陸自動車道である。

 

観音寺停車、だいぶ市街地らしくなってきた。一宮市の中心部に入ってきたのだ。

 

名鉄一宮到着
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名古屋本線と並び駅構内へ進入。尾西線専用である1番線に入る。ここまで乗ってきて本線上の特急停車駅となればやはり大きな駅だなと思ってしまう。

 

2013.2.10

 

つづく