阪急服部駅

阪急十三から宝塚線で三つ目の駅が服部である。大阪府豊中市にあり急行や準急は停まらず普通のみ停車の駅である。駅のすぐ横に服部天神宮があり駅名もここから名づけられている。

 

服部天神宮(駅側入り口)
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こちらは裏口、表口は阪急に並行して走る国道176号線側にあり本殿もそちらへ向いている。少名彦命を祀っていて、その昔菅原道真大宰府へ流される途中この地で脚気により足がむくみ歩けなくなったのを土地の者の勧めでこの宮に参拝したところ快癒し西へ旅立って行ったと伝えられており、以来「足の守護神」として崇められている。また上方落語「池田の猪買い」で池田まで猪肉を買いに行く男が道の途中で人にその先の道順を尋ねる場面でこの名が出てくる。関西では古くから知られた神社である。

 

服部駅梅田方面駅舎
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天神宮のすぐ横にある駅舎。この駅は上下で駅舎・ホームとも分かれており構内で行き来できない。宝塚方面は踏み切りの向こう側である。

 

同駅宝塚方面駅舎
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こちら側の駅舎は少し小さい。スペースがないところへ無理に設けたような建て位置である。
ラッシュ時には開かずの踏み切りとなり行き来に支障をきたしているそうだ。

 

梅田行き急行通過
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宝塚方面ホームから見る。宝塚方面ホームには服部天神最寄り駅案内の看板がある。

 

宝塚行き急行通過
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構内は直線だがその先で大きなSカーブがあるのでそれほど高い速度でもない。

 

この服部駅宝塚線開業当初(箕面有馬電気軌道)の駅名は「服部天神」だったがその後服部に改称された。しかし今年度中に再び服部天神に戻される予定である。

 

一句 / 学問の 神様足は 不養生   オソマツ

 

2013.6.16撮