近江鉄道・その他の現有車両

900形に乗車が今回訪問の主目的だったが、スマイルパスであちこち乗りまわった結果他の車両にも乗ることができた。

 

800形、820形
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現在主力となっている形式で、近江鉄道に行けば必ず乗り合わせるであろう。もと西武401系を自社工場で改造の上2連で使用している。800形と820形は性能的な差異はないが改造程度の違いにより正面の形態で見分けがつく。写真左が800形、右が820形(八日市にて)。800形は11編成22両、820形は2編成4両が稼働中である。
中には広告塗装となったものもある。
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808F、フジテック塗装車(八日市にて)

 

220形
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支線、閑散時用に単行で走れるように作られた形式である。全長は約16mしかなく他の車輛を見た後だとショーティーに思え、、トミープラレールの通勤電車をそのまま実物大にスケールアップしたような感じである。車体色は親会社西武4000系などにもみられるライオンズカラーになっている。車体、台車はリニューアルされているが走行機器が100形などの旧型車両の再利用でいまどき貴重な釣り掛け駆動の走行音を味わうことができる。6両が在籍している。八日市米原運行に使われていたものに乗った。
高宮にて

 

700形
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以前にも乗ったことがあり、雛に稀なる(失礼)洗練されたスタイルは同鉄道のぴか一的存在。800形と同じく元西武401系だが同じタネ車とは思えない内外とも徹底した改造がなされて優等列車仕様となった。登場時は主に本線快速に充当されていたが、近年快速は廃止され900形登場も相まって去就が気になっていた。そして思わぬところで再会した。
その車内
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かつてのままのオールクロスシート。これを多賀支線で閉じ込め運用に使われていたのだ!
なんと贅沢な支線用車両、阪急嵐山線の6300系もビックリ!!
しかし誰も乗客がいない。ワンマン運転なので車掌もいない。発車となっても乗客は私一人。近年できた中間駅「スクリーン」でも乗降はなし、結局私一人の貸切状態、ああなんともったいない…。
1編成2両だけが在籍。もう1編成作る話もあったのだがもはやありえない。 高宮にて

 

2013.7.21撮