京都市伏見区宇治川流域における台風一過

今般小笠原沖で発生した台風18号は勢力を強めながら北上し和歌山近海で北東方向へ向きを変えるというあまり見ない進路をとった。そのため例年は暴風雨に巻き込まれることの少ない京都も影響をもろに受けた。15日夜半から当地ではめったにないほどの大雨となり一夜が過ぎた。日が変わり夜が明けてからも降り続き、京都・滋賀・福井に今年から策定された大雨特別警報が発令され各地で避難勧告が出された。京都市伏見区もその一つになった。

 

16日午前10時ころには雨脚も弱まってきたので様子を見に外出。

 

向島地区の畑
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ナス畑が浸水。この近辺の田んぼも多くが水づかり。もうすぐ刈入れというときに。

 

国道1号線宇治川大橋
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橋げたが見えないほど浸かっている。向うに京都市の南ゴミ処理場の煙突。

 

その宇治川大橋に立つ
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水が間近に迫ってきているのがわかる。普段より交通量は少な目。

 

午後から再び外出、観月橋
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国道1号線より2kmほど上流に国道24号線の通る観月橋がある。ここも水量、流速、水の色などいつもと全く違う様相を呈している。

 

観月橋から上流方向を
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まるで湖のようなたたずまい。左岸にある旅館へ通じる道は浸水のため通れず行くことができなかった。

 

どの書庫に載せようかなと考えたが、台風も風の一つなので「花鳥風月」に入れることにした。

 

2013.9.16撮