名鉄資料館 1.秋季特別展

1994年名古屋鉄道が創業100周年を記念して同鉄道に関する文書、資材を集めた資料館を開設した。開館中は誰でも無料で見学でき、かねてより一度訪れたいと思っていたが行くのはなかなかハードルが高い。
まず場所 岐阜県可児市木曽川沿いにあり、最寄り駅は名鉄広見線日本ライン今渡駅またはJR太多線美濃川合駅とそれほどにぎわった場所ではない。そしていずれもその先交通の便はない。タクシーを利用するか約25分を徒歩で行くかである。
次に開館時間 平日の10~17時で土日祝日は休館である。もともと社員教育施設の敷地の一部を一般開放しているだけなので決して遊戯・観光施設ではない。他の施設が休みの時は同じように休みというわけ。
そして事前予約 見学希望者は事前に電話で予定日時、名前、人数を伝えておく必要がありフラッと行くことはNG。

 

今般名古屋で月曜日の午前中仕事関係の会合があって、そのあと午後からはフリーとなった。この機会に待望の同館へ赴くことができた。
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JR美濃川合駅から徒歩で着いた。駅からは木曽川対岸になる。JRの鉄橋を渡ればま向かいなのに道を歩くのは大回りだ。民家の建ち並ぶ中にひっそり目立たず建っている。

 

ただいま特別展展示期間
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今年初め新型電機EL120型が入線したことによりそれまで使われていた電機が引退した。この機に名鉄に在籍した全20形式の電気機関車の写真が展示されている。そうそう昔は真っ黒な武骨な機関車が貨車を牽いて本線を走っていた。

 

電機の図面
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精緻な青写真が残されている。模型化したくなるような個性的な面々。

 

模型もある
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HOスケールのレイアウトがある。もちろん車両は名鉄型だけ。

 

昔の路線案内図の書かれたパンフレット
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戦前から観光地として知られていたんですね。

 

歴代の社員制服モデル
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名鉄の歴史を見ていくとおしゃれになったのは電車だけではないのだと思う。

 

まだまだあれこれ目を見張るものがいくつもあった。 
~~~名鉄といえばやはりあれですよね~~~~

 

2015.10.26訪問                    つづく