限りなく8に近いS(大回り乗車) 下

加古川加古川線に乗り換える時中間改札を通らなければならない。手持ちの乗車券では当然通れなかった。改札員に乗車券とともにあらかじめ用意していた手書きの乗車予定表を見せて大回り乗車中である旨告げると通してもらえた。
加古川駅改札内にはセブンイレブンがありここで土産が買えた。

 

加古川西脇市 営31.2km 換34.3km
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加古川西脇市行き普通1339S列車 クモハ125-11 加古川14:42発/西脇市15:30着
加古川線は駅も電車もこじんまりしている。125系の単行、結構乗客がいて粟生まで立っていた。やはり立ったままの母子連れがいて子供がぐずるのを母親が周囲に申し訳なさそうにあやしていた。もう1両必要ではないか。加古川線などと川沿いを走るようなイメージの名だが結構山間をクネクネと走る。

 

西脇市~谷川 営17.3km 換19.1km
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西脇市発谷川行き普通2331S列車 クモハ125-10 西脇市15:59発/谷川16:28着
やはり125系単行だが今度はガラガラ。同乗客は私と同じようなオーラを発している中高年の一人客数人と中学生。そこへ外国人男性2人が乗り込んできて中学生に親しげに英語で話しかけてきた。ある宗教教団の関係者らしい。

 

谷川~篠山口 14.6km
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福知山発篠山口行き普通2540M列車 クハ223-6125 谷川16:36発/篠山口16:54着
もうこの辺まで223系は走っているのか、国鉄型を見なくなるわけだなあ。

 

篠山口~伊丹 52.6km
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篠山口発大阪行き丹波路快速2768M列車 クモハ225-6007 篠山口17:08発/伊丹18:03着
ここからは複線、225系も走っている。立派な幹線だ。三田までは各駅停車、それまで空いていたが三田からどっと乗ってきた。

 

伊丹~塚口 3.3km
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新三田発高槻行き普通1210C列車 クハ207-111 伊丹18:12発/塚口18:17着 
塚口に快速は停まらないので普通に乗り換え。この列車先ほど乗った快速より6分早く新三田を出発するが川西池田で追いつかれさらに同志社前行快速にも抜かれて伊丹には9分後に到着。

 

塚口駅
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予定通り無事に到着。大阪、奈良、京都、三重、滋賀、兵庫の6府県を通過。やろうと思えば和歌山を入れることもできたがさらに早く家を出なければならないし日没後もまだ列車に揺られることになる。まあこの辺が大回り乗車の限度ではないかな。興味のない人からみればなんの意味もない行為だが鉄道ファンの醍醐味を満喫した。このような遊びができるのも日本の鉄道の正確さあってのこと。改めてその有難味がわかる。

 

全乗車距離420.0km 換算距離429.2㎞ 10時間17分
東京から関ケ原くらいの距離に相当、運賃は7020円分になる。新函館北斗7:34発のはやぶさに乗り東京・博多で乗り継げば10時間17分で新大牟田あたりまで行ける。