鉄初めはやはり近鉄

1月6日、期せずして朝から時間があいたので今年の鉄初めに出かける。3が日も終わり3日目の平日となり人々も日常の生活を取り戻してきた。それでは平日の朝にしか見られない列車を撮りに行くことにしようと思いついた。何があるだろうかとあれこれ考えた末…

これがあった
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近鉄の「鮮魚列車」 伊勢で採れた魚介類を関西で売りさばく行商人の便宜を図って鮮魚の輸送のために平日毎朝運行されている貸し切り列車で専用の車両が使用されている。大阪線にしか走らず京都では見られない。朝早く家を出て午前8時に桜井駅の下りホームに立った。10分ほどしてそろそろと上り線にやってきた。構内アナウンスで「貸し切り列車のため一般のお客様はご乗車できません」と放送している。停まった。そしてドアの開く音が聞こえたかと思った瞬間もう閉じてしまい出発してしまった。車内の様子もうかがえずこの写真を撮るのがやっとだった。

いちおう目的は果たしたがここまで来てこれだけで帰るのは惜しい。
まだ松の内なので橿原神宮前まで移動して橿原神宮へ初詣。今年は神武景気以来の景気上昇となるか?

そしてまた撮り鉄
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橿原神宮前10時47分発 吉野行「青の交響曲」。
鮮魚列車もこの列車も既存の4扉通勤車からの改造だがずいぶん立場が変わったものだなあと感じる。鮮魚列車は「そろそろと」やってきたと記したがこの列車は「おごそかに」やってきたと記しておく。わずかな停車時間だがその間ホームではハイドン交響曲「時計」のメロディーを流していた。平日でも乗客の入りは多いようだ。
今年中に乗ってみたいものだ。

2017.1.6撮