「六甲おろし」について

今年もまたセ・リーグのペナントレースが開幕した。わが阪神は残念ながら関西での開幕戦を飾れなかった。岩村やラミレスに打たれての惨敗。こちらはなかなか打線がつながらない。まあ今日はエイプリル・フールで真の実力は出さなかったのである。明日からが本気。
さて私は前からあの応援歌を「六甲おろしの歌」と呼ぶのに抵抗を感じている。なぜなら「巨人の歌」「ヤクルトの歌」などと言っているのに等しいからである。歌詞をよく読むと「六甲おろしという北風にものともせず颯爽と踊り出る日輪(太陽)」という意味でありこの文の主体は六甲おろしではなく日輪であり、それを阪神の選手たちにたとえているのである。すなわち六甲おろしは敵方を指しているのに人によってはこれが阪神の象徴と勘違いしていたりする。だから正しくは「日輪の歌」と言うべきものではないのか?