青磁瓢型瓶を買った

中国の宋~元の時代に多くの青磁作品を焼いた龍泉窯のものは日本でも室町~桃山時代にかけて様々な形のものが多く輸入され有力大名や寺院が所蔵するところとなった。今でも多くのものが現存し美術展や至宝展などの折に目にする機会がある。

トプカプ宮殿にある中国陶磁 - awatembowの日記 (hatenadiary.com)

17年前に記した上記記事で参考として掲げた京都曼殊院が所蔵する「顔回」と銘された瓢型瓶は現在京都国立博物館で保管されている。その複製品が曼殊院で頒布されていると知り1つ欲しくなって同寺院へ赴き購入した。

紙箱入り複製品

単体で接近して撮る。浮き出ている文様は蓮、唐草、雲が描かれていて寺院にはふさわしいデザインであろう。

実物は高さ約27㎝あるそうだがこれはやや小ぶりで22.4㎝である。最大径は約12㎝、重さ521gだった。手に持ちやすいサイズである。

さてかつて韓国製とみられる象嵌青磁瓢型瓶を購入し現在も所有している。

所持品その1 - awatembowの日記 (hatenadiary.com)

それと並べてみた

どちらも青磁瓢型瓶とはいえ大きさも色合いも違い個別に見ればどちらも味わいがあるが並べるのは何か不釣り合いに思えた。今後は別々に愛でよう。

しかしコレクションが増えたのはやはりうれしい。久々にワクワクした!