宇宙の果てで燃えている 星の炎に照らされて 真珠の瞳の少年が 正義のために戦うぞ おお~かがやく シルバーリング~ エース、エース、宇宙エース 飛んでゆけ~宇宙エースのTV放映時の主題歌「星の炎に」である。作詞がやなせたかしで作曲がいずみたくという豪華な顔ぶれ。そのせいかアニメ作品のインパクトはアトムや鉄人などに一歩ゆずるがこの曲はスッキリして覚えやすく印象深い。今でも1番はそらで歌える。
宇宙エースの原作は少年ブックという雑誌に連載されていたようだが私は読んだことがない。TVで見たのがほとんどである。1965年5月から翌年4月までの1年間だったがもっと長かったような気がするのは何故だろう。
大爆発を起こした星から脱出したパルーム星人のひとり宇宙エースはみんなとはぐれて地球にやってきた。そこで出会った地球人とともに宇宙の秩序を乱す悪人と戦うというお話。製作が吉田竜夫と竜の子プロダクションというだけあって登場キャラの名がタツノコ博士、あさりちゃん、ヤドカリ記者などと出てくる。サザエさんの親戚かな?
武器は手から取り出す
なんて、ストーリーそっちのけでそんなことばかり気にしてひねくれた子供だった私です。
シルバーリング
で、これを敵に投げつけて倒したり、つかまったり乗ったりして空中を飛ぶことができる。これがないと空を飛べないのはちょっと不便だろうなと思った。つかまっている時に敵に攻撃されたら文字通り手が出ないではないか。タツノコ博士のヘアスタイルはどうして左右に大きく丸く結ってあるのかな?
ミッキーマウスを気取っているのだろうか。宇宙服のマスクを被る時邪魔にならないのか、あるいは単なるヅラなのか。ヤドカリ記者はいつ新聞記事を書いているのか.
タツノコ博士の研究所の仕事を手伝っていることが多いが,外部のそれもマスコミの人間に手伝わせて秘密の漏洩の心配はないのだろうか。まあ手伝うというよりは足を引っ張っているように見えたが。⇒イボというエースの友達が瀕死となったのを生き返らせるために人間の形のロボットになるはずだったのがヤドカリの手違いで犬形ロボットの姿にさせられてしまった。なんて、ストーリーそっちのけでそんなことばかり気にしてひねくれた子供だった私です。