京都市電・七条河原町

イメージ 1

イメージ 2

7月になると京都は祇園祭色に染まっていきます。繁華街へ行けばまだ鉾も立ってないのにどこからともなくコンチキチンの音色が耳に入ってきます。あまり天候に恵まれる時期ではありませんが、この時期に京都を訪れる人も多いでしょう。というわけで直接祭に関係ないけど京都がらみのものを。

となるとまずは市電をだしましょう。山鉾巡行のときは四条通に鉾を通すため一時架線を切断して運休したのも昔語りです。その四条通の市電は1972年に廃止され残念ながら私のフイルムにはその姿をとどめていません。そこで京都駅に程近い七条河原町七条通を走る6系統です。急に入ってきたバスにコノヤロと思いましたが並んだところを今見るとそれぞれ年代を感じさせます。1977年8月撮、ここは市電同士が交差するポイントでしたがその北側と西側がこの年9月末で廃止されました。

それから定点観察の意味で今日撮った同地点の写真をお見せします。昔の写真にバスが入っているので今回もバスが登場。この界隈は30年近く経ってもそれほど大きな変化はなくバックの診療所の建物はそのままです。でもこの近くで河原町通りの拡張延伸工事が進んでいて、その完成の暁にはこの界隈も変わっていくことでしょう。