ポスター作成

先日京都南部へのドライブの帰りJR奈良線山城多賀駅へ立ち寄った。交換設備はあるが無人駅で普通しか停まらない。カメラを持って駅構内で立っているとしばらくして103系の上り京都行き普通がやってきた。客の乗り降りは済んだのにすぐには発車しない。やがて下り線の構内信号が青に変わったので交換待ちをしていることに気付く。さらに待っていると221系下り奈良行きみやこじ快速が通過していったので両列車の離合する瞬間を撮った。その間上り普通は約5分間停車していた。何しろ現状では複線区間が全体の23%に過ぎず同線ではほかの駅でもそのような時間待ちをすることが多く、都市間輸送路線にしてはのどかなところがある。昨年JR西日本は同線の単線区間のうち14.0kmで複線化工事に着手することを発表したがそれでも複線化率は64%にとどまる。府南部での立ち遅れが目につきローカル線からの脱却はまだ遠いようだ。

 

リニアが奈良付近を通過すれば奈良線は重要路線となることは必定。今回訪れて一層の列車の増発、高速化や他線との直通を図るならば全線複線化こそが望ましいと思った。そんな願いを込め、撮った写真に少し手を加えてポスターを作ってみた。このような風景が解消することを願って。

 

イメージ 1

 

なお、画面右側に停まっている黒い車は当方のものではありません。