京阪宇治行急行

けいはんでんてつイメージ 1

京阪で急行といえばいまや朝夕数本あるに過ぎないが、かつては沿線乗客の主たる足として一日中数多く運行されていた。その中には変り種もあって夕方のラッシュ時には三条発宇治行き急行というのもあった。宇治線入線のため急行ながら5連の短編成でおもに2600系が使われた。中書島までは本線の急行と同じ停車駅で宇治線内は各駅に停車であった。今の交野線準急「ひこぼし」と似た性格の列車であった。急行といっても所要時間が短かったとは思えず中書島での停車時間が長かった。そのため深草で追い越したはずの淀屋橋行き普通に中書島でまた追いつかれると言う変なスジだった。これも平成元年9月27日鴨東線開業に当たってのダイヤ改正によって姿を消した。写真はその前日26日中書島で撮った最終列車である。