御母衣ダム

下調べで見た時刻表(JTB2012年4月号)では郡上八幡(プラザ)14:40発鳩ヶ谷行き白鳥交通のバスが15:19に北濃駅に停まるはずであった。ところが行ってみると。
 が~~~ん!! 
10月に時刻改正があり便がなくなっているではないか。鳩ヶ谷へは午前中に2便あるだけで午後は途中の牧戸までの便しかない。これではこの日もう白川郷まで行けない。宿を取ってあるのだがどうしたらいいだろう。トホホ…

 

そこへタクシーがやってきて北濃駅で客を降ろした。全く偶然のことだった。どうやら後は空いているようだ。急いで駆け寄り運転士氏に今から白川郷方面へ走ってもらえるか聞いてみた。運転士氏、営業所に電話を入れ都合を聞いていたが特に予定が入っていないことを確認して当方の要望に応えてくれることとなった。地獄で仏、渡りに船、九死に一生、千載一隅、いやはや何というべきか…。

 

ここから白川郷へは国道156号線を約50km弱の距離、途中牧戸で高山から来る国道158号線と合流して御母衣湖を横に見ながら山間を進む道である。全行程をタクシーに身を預けてもいいのだが予定よりかなり早く着くことになる。そこで小1時間ほど走った御母衣ダムのところで降ろしてもらった。料金10990円也

 

御母衣ダム
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1960年に完成した「ロックフィル」と呼ばれる岩を積み上げて作られた形のダムとしては日本有数のもの。高さ131m頂幅405mの巨大なものでせき止められた御母衣湖の水は発電所の水源となっている。

 

御母衣電力館
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ダムのそばにあるダムサイドパークの中心施設。ダムを建設した電源開発(株)によって建てられたものでダム建設の記録や水力発電の仕組みなどを紹介している。入場無料だが他に客はいなかった。

 

白川郷
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パークから徒歩5分ほどのところに濃飛バス牧停留所がある。ここ始発で白川郷経由高山行きのバスが15:35分に出ている。この日は道路渋滞などにより10分ほど遅れてやってきた。他客はなく貸切状態だった。

 

白川郷到着
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約10分遅れで16時過ぎ到着。当方は下車したが入れ替わりに高山へ行く客が多く乗り込んでいった。
村内を散策してこの近くの宿に投宿。

 

2012.11.3撮

 

つづく