JR西 山陰線に新駅

2月2日付けの京都新聞によるとJR西日本京都市が山陰線京都~丹波口間に新駅を設置することに合意した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150202-00000022-kyt-l26
場所は同線が七条通と交差する南側で梅小路公園に隣接し来春開業予定の鉄道博物館の最寄り駅ともなる。開業は2019年春を予定している。現在駅間が2.5kmの丹波口寄りの地点で急カーブの途中なので線型的には設置の難しいところではあるが梅小路公園・水族館さらに鉄博などへのアクセスに一日平均7000人の利用が見込めるとして設置に踏み切ったものである。

 

こんな場所である
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113系電車が走っている少し左手になる。この写真は2004.11.21のもので現在ここにはN電は来ず山陰線も複線化されている。

 

その昔は七条通とは平面交差で道路は東行き西行きに分かれて有人踏切が設置されていた。そして当時七条通京都市電が通っており市電はこの部分だけ地下をくぐっていた。市電廃止後路線は埋められさらに山陰線が高架化され風情は一変した。以下往時の写真を見てみよう。
以前の記事から写真を再掲

 

急行「丹後」踏切通
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踏切南側(京都駅寄り)から撮ったもの。線路際左右にそれぞれ2本づつ踏切遮断機支柱が立っている。手前側が西行、向こう側が東行き車線である。

 

踏切近接
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西行き車線側から撮ったもの。踏切北側に京都市中央卸売市場への引き込み線がありそこを出入りする貨車をDD13などが入換えしていた。踏切がなかなか開かずドライバーはやきもきしていたことだろう。

 

市電アンダークロス
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4系統1921号が通る。山陰線の手前で坂を下りくぐって再び地上へと坂を上がるのだが、冬場凍結してここで上がれなくなった電車もあったという。乗客にもスリルを感じさせる場所だった。

 

2枚目3枚目の写真は小生の父親が1967年ごろ撮ったもの。
4枚目の写真は小生の弟が1977年9月市電七條線廃止前に撮ったものである。
こんな写真も
http://blogs.yahoo.co.jp/d19756236/38512085.html