古い新聞広告

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今から50年前、昭和45年8月1日付京都新聞に掲載された不動産会社の広告である。その年大阪で万国博が開かれており会場へのアクセス路線として阪急京都線沿線は開発が進められていた。昭和40年代になって同線や国鉄東海道線が走る京都府西南部は大阪のベッドタウンとして宅地化が進んだ。そんな時期の不動産広告である。さて、鉄道ファン的に目が行くのは写真に写っている電車である。どう見ても阪急3300系なのだがなぜか車両番号が1005となっている??。一体なぜそのような書き換えをわざわざしたのか全く不明。こんな小細工をする不動産会社に信用が置けるのだろうかとすら思えてしまう。不思議な広告物件として長く保存しておいた。なお、当時この物件のあった場所はまだ向日市ではなく乙訓郡向日町だったので阪急の駅名も東向日町となっている。現東向日駅のことである。