歩くまち・京都レールきっぷで乗り鉄 Ⅲ

10.JR西日本嵯峨野線 亀岡~太秦 11.6km 240円
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亀岡到着後いったん改札を出て駅舎を撮影。実はこの駅を訪れたのはこれが初めて。この駅もおそらくJR化後建て替えられたのだろう、モダンな駅舎である。撮影後すぐにとんぼ返り。来るときに乗った編成がそのまま折り返し京都行きとなりまた乘り直す。太秦まで乗車。

 

11.嵐電北野線 撮影所前~北野白梅町 3.5km 210円
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昨年3月にできて丁度1年になったばかりの嵐電で最も新しい駅、撮影所前。これも初訪問である。JR線太秦駅から踏切を越えてすぐのところにある。その名の通り東映映画村への最寄り駅でもある。ところで嵐電各駅や車内にある駅名表記は日本語の他英、中、韓各語によっても書かれている。英・韓の場合原則的に日本語発音をアルファベットやハングルで転記したものが書かれている。この駅の英語表記は"Satsueisho-mae"である。ところがこの駅の韓国語表記は日本語発音の転記ではなく「撮影所前」という言葉の韓国語訳した文字が書かれている。カナでは表現しにくいが読みは「チヮルヨンソアプ」となっている。他の駅ではハングルも日本語発音の転記になっているのにこの駅だけ例外である。
嵐電も久しぶり、ちょっと白梅町まで行ってみよう。

 

12.嵐電北野線嵐山線 等持院~嵐山 5.1km 210円
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北野線終点の北野白梅町駅は周囲に現代風な建物が建つ中この駅だけが時代から残されたようなたたずまいである。電車を降りた観光客は近在の北野天満宮平野神社あるいはバスで金閣寺などへ向かうが私は電車で来た道を一つ戻り、等持院まで歩いた。
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帷子ノ辻行がやってきた。車両はレトロ電車の26号。外観はマルーン基調の戦前風、内装も木目調で照明が白熱灯と、どこまで遊び心なのか本気なのか見分けがつかない。北野線宇多野~鳴滝間には桜のトンネルがあり、桜の見ごろには夜間の一部の電車がこの区間を徐行して夜桜を楽しめるができればこの車両から眺めるのが最もふさわしいのではないか。

 

帷子ノ辻四条大宮から来た嵐山行きに乗り換え、終点まで乗車。子連れの外国人観光客の多いこと。
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北野白梅町とは対照的に嵐山駅がすっかり変わっていたのに驚いた。構内にいくつもの和柄の模様が描かれた円筒が立てられていて目を引く。構内に足湯コーナーがあったり無料休憩所が設けられたり改札から通りまでの間がミニショッピングモールになっていたりで駅そのものが一つの観光施設といえる。

 

13.阪急嵐山線京都線 嵐山~洛西口 5.8km 190円 
同じ駅名を名乗っていても嵐電嵐山と阪急嵐山は桂川を隔てて大分離れているうえ慣れないと道順がわかりにくいかも。午前中に歩いた京阪出町柳~市交今出川と距離的には大きな差はないのに実感としては遠く感じた。

 

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嵐山線で余生を送る元特急車6300系。2編成が15分ヘッドで行き来している。嵐電の混雑ぶりから見ると空いていた。嵐山へのメインルートとはなりえていないということか。せっかくのハイクオリティーな車両もたった8分で降りなければならない。桂で梅田行き準急に乗り換え。
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桂から一駅洛西口到着。連続立体化の工事も完成し昨年上下線とも高架駅となった。完成後降り立ったのは初めて。阪急の自由乗降区間はここまでで京都市の果てでもある。隣の東向日は向日市となる。

 

2017.3.5撮

 

つづく