智頭急行

 
第3セクター鉄道経営はともすれば沿線自治体の利害がまとまりにくいことが難しい点である。智頭急行にいたっては路線が3県にまたがっており他例はない。にもかかわらずうまく調整して開業にこぎつけたのは京阪神からのアクセス向上という点で利害が一致したためであろう。開業の翌年には阪神大震災の影響でスーパーはくとの運休を余儀なくされ収益が大きく落ち込んだがその後運行を再開して見事に立ち直った。地元の足としての役割ももちろん大事だがやはり京阪神からの直通がいかに重要かがわかる。実際私も関西からの接続がスムーズであったからこそここまでこれたのだと実感した。

 

杉玉列車
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往路に乗った普通智頭行では車内に智頭町の特産品である杉玉を飾ってあった。ただし1月10日までの期間限定であった。

 

平福で特急と待ち合わせ交換
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交換駅で本来ならこちらが左側に進入するところだが直線路を通過列車優先にするため右側進行となっている。

 

宮本武蔵駅に到着した上郡行き列車
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後ろ乗り前降りのワンマンカーである。

 

平福駅付近を通過するスーパーはくと9号
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夕暮れ迫る宮元武蔵の決闘場跡の近くを通り過ぎる。

 

スーパーはくとにも乗った
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三ノ宮にて
関西1デイパスのありがたいところは18きっぷとは違って特急料金を払えば乗車できるところだ(ただし在来線だけだが)。復路JR線内上郡~三ノ宮間で乗車した。自由席でもゆったり座れた。三ノ宮で降りて食事をして帰った。

 

すべて2012.1.8撮
 
智頭急行車両に乗車