岡山県美作市・武蔵の里

智頭急行は兵庫から鳥取への最短距離をとるように走っているがその間に一部岡山県を通る。剣豪宮本武蔵の生誕地でありながらそれまであまり知られなかった美作市は鉄道の開通によって変わったのではないだろうか。駅の名をズバリ宮本武蔵と名づけ、見る者におやっと思わせ一度行ってみたい気にさせる。

 

宮本武蔵駅
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上郡から約40分、普通列車のみ停車の小さな単線無人駅で静かなところ。何か賑わいを期待して来た者にはいささか拍子抜けである。しかしここから「武蔵の里」への道は矢印で示されている。それに従って南へ向かって歩くと、

 

宮本武蔵ゆかりの旧跡がひとところに集まっている
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左上 武蔵資料館庭園にある「青年期宮本武蔵像」。町の中には他にもいくつか武蔵の像がある。
右上 宮本武蔵生誕地碑が生家のあったところに建つ。
左下 武蔵神社
右下 武蔵の墓 武蔵神社の隣にある。その両親とともに眠る。

 

宮本武蔵顕彰武蔵武道館
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静かな里の真ん中に聳えるように建つ大きな建物。日本武道館を模したようにも見えるが第一印象は巨大カブトガニに思えた。催しがなければ人気もない。

 

クアガーデン武蔵の里
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武道館の南側にある天然宮本武蔵温泉と銘打った入浴施設。露天風呂も含めた数種の風呂が楽しめる。
智頭急行の乗り放題きっぷを提示すると割引が受けられる。帰りの列車まで時間があったので一風呂浴びてゆったりした。