兵庫県・佐用町平福

宮本武蔵から引き返し兵庫県に戻る。佐用町にはかつて瀬戸内から鳥取を結んでいた因幡街道が通り平福はその宿場町として栄えた地区である。その面影を今に伝える史跡がいくつか残っている。

 

智頭急行平福駅
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列車交換ができ、このような立派な駅舎が建っているが無人駅で特急は停まらない。
駅前は何もないが、近くに道の駅があるので土産探しには困らない。史跡も駅周辺に固まっている。

 

陣屋門
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江戸時代代官所のあったところに残る門。町を見下ろすように建っており当時は威容のあったことだろう。しかし中の屋敷は現存せず普通の民家があるだけ。門が立派なだけに拍子抜け。

 

川端風景
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佐用川のほとりに漆喰塗りの土蔵が建ち並ぶ風景が叙情的である。小樽運河の江戸時代版?

 

宮本武蔵初決闘の場
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旧街道沿いの六地蔵の並ぶところで決闘があったとされる。昔はそこに木橋が掛かっていたというが今はない。付近で川の整備工事が行われており往時を偲ぶ雰囲気はやや損なわれている。

 

訪れたときはすでに夕方であまり鮮明な写真が撮れなかった。