日野法界寺・裸踊り

伏見区日野にある真言宗醍醐派の寺院法界寺で例年1月14日夜に「裸踊り」が行われる。裸踊りはこの寺で元日より行われる「修正会(しゅしょうえ)」の最終日14日の「結願法要」に合わせて行われ江戸中期より続くとされている。
近くに住んでいながら今まで訪れたことがなかったが今年は土曜日にあたり行くことができた。

 

午後7時過ぎに行き山門をくぐってみると
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僧侶の方々が境内で法要を続けておられた。気温は5度。
この横で地元有志の方のかす汁接待があり参拝者たちは暖を取った。

 

やがて僧侶の一団は列を作りほら貝を吹きながら奥にある薬師堂へ入堂された。
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堂内で読経が始まる。

 

8時前になると読経は続いているがその横の阿弥陀堂で裸踊りが始まった。
まず子供たちの登場
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下帯一枚姿となり仏への最高の敬意の言葉「頂礼(ちょうらい)」を連呼して叫びながら頭上で合掌しつつ踊る。約30名が参加

 

続いて大人の登場
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井戸水で身を清めた約20名が参加。子供と同じく頂礼を叫びながら体をぶつけ合い家内安全、無病息災を祈念した。体からは湯気が昇り熱気に包まれた。

 

踊りが終わって
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読経を終えた僧侶が般若心経を唱えながら薬師堂内を巡り参拝者の頭に棒を添えて清めを施される。

 

こうして寒さの中行われた恒例行事は今年も無事執り行われた。

 

2012,1,14撮