上醍醐寺から横嶺峠へは抜けられない

あいかわらず近場の山登りにはまっている昨今。1月20日も醍醐から行者ケ森まで歩こうと思って出かけた。今回は上醍醐寺に入山し参道を登って頂上から北へ抜けて横嶺峠に出ようとした。ガイドブックにもよく書かれているコースである。

 

山のふもとの女人堂で入山料600円を払って入っていこうとした。受付の僧侶が堂内の建物の説明をして「ここに戻ってきてください」と言った。?と思って横嶺峠から山科方面へ抜けようと思っていると話したら「それはできません、不法侵入者が絶えないのでその道は閉鎖しています」とのこと。仕方がないので9月に登った道

 

30分ほどで横嶺峠へ。その横手に寺から降りてくる道が合流している。
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このような注意書きが掲示されていてここから寺内に入れない旨書かれている。でも道そのものは通れる状態なので行ける所まで行ってみることにする。

 

15分ほど歩くと五大堂の傍に出る。
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しかしこのとおりロープが張ってあって通り抜けできないようになっている。
来た道を引き返し横嶺峠へ戻った。
長らく登山者の定番の道として知られてきた道が寺院の都合で通れなくなっている。不法侵入者というが何も不心得を働こうとして入るつもりの人間が多いとは思えない。登山道への分岐点に番所を置けば済む話である。鞍馬山は山門で入山料を取られ山を登って本堂を参拝してから裏山を通って貴船へ抜けられるようになっている。山門だけでなく貴船側にも番所があるのは言うまでもない。このような対応をしないでいきなり通行止めにするのはやりすぎではないだろうか。これまで出版されたガイドブックを手にやって来る人も多かろうに書かれていることと違っていては現場での混乱の元となりかねない。早急に通路の開放を求めたい。