唐招提寺

尼ヶ辻から
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垂仁天皇陵の前を通りこの道を行けば唐招提寺

 

南大門
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ここが境内への入り口になる。威容に圧倒され古来から遠来の訪問者はその中に入ることの重さを感じ入ったに違いない。

 

本寺の創設者、唐の僧侶鑑真は幾度もの日本への渡航に失敗し盲目となるもついに来朝を果たし律宗の教えを伝えた。759年にこの地に寺院を創建しこれが唐招提寺となる。

 

金堂
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南大門からまっすぐ前にある天平様式の建築。中には毘盧遮那仏十一面千手観音薬師如来が並びその合間に梵天帝釈天が従いさらにその四隅を四天王像が守るという陣容。建物も国宝だが内在する9体すべての仏像も国宝である。

 

鼓楼
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重厚な造りである金堂や講堂の間にこじんまりと建っているがそれがまた存在感をもたらしている。鑑真が請来したといわれる仏舎利三千粒を安置している。国宝。後ろには僧侶の起居した僧房である礼堂・東室が建つ。

 

御影堂
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堂内の最も奥に位置し国宝鑑真和上座像を納める。内部は普段は非公開だが年に3日だけ公開され座像を参拝できる。