#京都府

西国街道

かつて京から中国方面へ向かうメインルートだった西国街道は現在も往時の風情を残した道として生き続けている。自動車などの交通機関は並行して整備された国道171号線を走るのでこちらのほうは過去の面影に浸りながらゆっくり散策できる。その起始部にあたる…

京都の通り 上京区塔之段通

寺町通に面する阿弥陀寺の横から今出川通りに至る約500mの細い道である。今は単なる生活道路の一つにすぎないがその名は由緒あることを示している。 今の今出川室町一帯に室町幕府があった。その3代将軍足利義満は金閣寺を創建したことで知られているが幕府…

京都 大尾山

連休週間に入った。被災地の方は大変な思いをされているが、一方であちこち出かける方も多いであろう。5月1日、新緑の候となり五月晴れとなった。山登りにはうってつけの日だ。さあ行こう。 比叡連山の北端に位置し大原の東にそびえる大尾山に登ってみる。行…

京都  松尾山

京都の松尾山といってもあまりピンと来る人はいないかもしれないが嵐山の南手にある標高276mの小さな山である。登ろうと思えばいつでも登れそうな場所だがそれが返って登る人が限られるような山である。 登り口(12時15分) 阪急嵐山駅からほど近いところに…

本年 初紅葉を見た

全国的に雨模様だった今日 ちょっと出かけたら色づきかけた紅葉を見つけた 京都市 嵐山ー高雄パークウェイ 小倉山展望台にて まだほんのりだけど色づいてきている。 この天気では風景はほとんど展望できなかったけれどこんなところで秋を感じたよ。 この時期のこ…

横高山・水井山

比叡山は最澄の創立した天台宗の本山 延暦寺のある山として全国的にも知られているが、その北側にある双子の横高山と水井山はあまり知られていない。傍に奥比叡ドライブウェイも通っているが徒歩の山道は静かで人影もまばらである。秋晴れの日曜日、登ってみ…

また嵐山へ

西山天王山から阪急で嵐山へ この日から嵐山の一つ手前松尾駅は「松尾大社」に改称された。 ⇒ 阪急松尾駅 - awatembowの日記 (hatenadiary.com)三宮、服部や中山も改称されたのだろう。 嵐山から中ノ島を抜ければ渡月橋 9月の台風18号の時は流されんばかりの…

比叡山登山  その1

12月1日日曜日は冬の初日となりながらも全国的に穏やかな日であった。秋の余韻の残る休日、山に登るのもよかろう。そう思って朝から出かけた。まず目指すは京都市左京区修学院、比叡山が間近に迫る。 その間近な比叡山へ登ろう。比叡山へは京都からも大津か…

山歩き・瓜生山から修学院へ

今月2度目の連休は天候に恵まれ秋日和。アウトドアを楽しんだ方も多いだろう。 夏の暑さから解放されて久々に山に登ってみた。 河原町三条から3番のバスに乗って 別当町まで乗車。3番には変種があって高原町から上終町へ回るものがある。普通のものなら終点…

夏に咲くのは

京都市伏見区 名神高速京都南インターの近くに 城南宮がある 方除(ほうよけ)の神様として知られている。 本殿を取り囲むように 広い神苑がある。ここで毎年4月29日と11月3日に曲水の宴が行われることでも有名。さまざまな植物が植えられ、春は桜・藤・つつ…

同志社校墓地

今年はNHKドラマ「八重の桜」で同志社創立者新島襄の妻となった新島八重がクローズアップされている。彼女の墓は襄ら同志社創立者とともに京都市左京区若王子山中にある同志社校墓地内にある。 哲学の道から 観光地として知られた哲学の道の始まるところ。後…

蹴上から大文字山を経て比叡平へ

大文字山へはいくつもの登り口がある。最も知られているのは銀閣寺からの道で訪れる人も多い。これは先日登った。3年前に行った山科からの道もポピュラーだ。今回は蹴上の日向大神宮から登る道へ行ってみよう。 地下鉄蹴上駅から三条通を東へ少し歩くと日向…

大文字山から大津市へ

以前大文字山は登っている ⇒ 大文字山登山・その1山科毘沙門堂から入山 - awatembowの日記 (hatenadiary.com) これは山科から銀閣寺へ抜けたものだが、大文字山は様々な径路がある。今回は逆に銀閣寺から登り大津市(三井寺)に抜けてみようと思う。 大文字…

南丹市 美山かやぶきの里

数年前4町が合併してできた南丹市でもっとも北に位置する美山町は他の3町と違いJR山陰線や国道9号線からは外れているが京都と若狭を結ぶ国道162号線沿いであり昔から農林業が盛んな地域であった。町のほぼ中央にかやぶきの里があり集落ぐるみでかやぶ…

行者ケ森、未踏の道を行く

今年になって行者ケ森に2回登っているが行くたびに知らない道が現れ興味をそそられつつ降りてくる。 ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/d19756236/63442795.html 行者ケ森全景 山科区大塚から見る 東に向かってアプローチ 11時半頃から登り始める。これまでも通っ…

小野隨心院

京都市山科区小野は平安時代より小野氏の栄えた地であったが、ここに991年仁海僧正により牛皮山曼荼羅寺が建立されその5代後増俊亜闍梨が同寺の子房として隨心院を建立して伽藍は壮美を誇っていたが応仁の乱で灰燼に帰した。その後1599年になって再建さ…

行者ケ森から小野へ行く道

1月に行者ケ森に登っているが ⇒ 行者ケ森から長等公園へ ① - awatembowの日記 (hatenadiary.com) 途中で見知らぬ分かれ道があった。ここを進めばどこへ出るのだろうと気になっていた。そこで再び登ってみた。 まずは頂上まで登り 以前登った時に見た山頂の表…

山歩き・高塚山から牛尾観音へ

先週に引き続きまた山歩き。先週登った音羽山を一部また歩くことになる。本日のスタートは高塚山から。9月に醍醐山に登っているが⇒ 醍醐山から牛尾山へ 1 - awatembowの日記 (hatenadiary.com)醍醐山の北側にあるやや低い山が高塚山である。また最寄りバス…

東海自然歩道・逢坂山から音羽山へ

下り新幹線が琵琶湖を通り過ぎ京都へ向かう時に二つトンネルをくぐる。その一つ目が音羽山だ。標高593m、京都と滋賀の府県境に位置する。日帰りハイキングに手ごろな山だ。 登り口は京阪大谷駅そばの蝉丸神社境内にある。 11:09 百人一首「これやこの……

京都八幡の紅葉

今日11月23日くらいが例年京都の紅葉がもっとも盛りになる時期だ。 でも良く知られた場所はどこも大勢の人だかり。 それをはずしてこんなところにも紅葉が… ひっそりと建つお寺 京阪八幡市から徒歩約10分 境内に入る 庭園を巡る 彩りに囲まれた灯篭 松との共…

醍醐山から牛尾山へ 4

通ってきた道 松並木道 2つの山を結ぶ舗装道路で ここだけ松が群生していた 竹藪の道 牛尾観音参道で 何だか茅の輪くぐりみたい 杉並木道 桜の馬場から山科へ向かう道 昔の街道筋のような雰囲気 そして 枕木の道 牛尾観音の自動車用参道 普通の舗装では急勾…

醍醐山から牛尾山へ 3

牛尾観音 桜の馬場の東端から牛尾観音への参道が続いている。 石段が果てしなくのびている様に見える。 登りきったところに 牛尾観音の小さな本堂。 ハイカーの姿を何人か見るが寺院関係者の姿は見えず。 堂内にある シュールなすべり台。木登りしてあがるの…

醍醐山から牛尾山へ 2

牛尾をめざして 山道には不似合いな舗装道路を進んでいけばやがて牛尾山への分岐点が現れる。左側の細い山道へ入る。これでまた山歩きらしくなった。なお舗装された道をこのまま行けばゴルフ場で行き止まりとなる。 途中いくつかの分岐路を経るが道標などを…

醍醐山から牛尾山へ 1

京都東南部伏見から山科へ連なる山々はそれほど高いものはないが野趣富んだ道を歩むことができる。好天の秋の一日を愉しむのにいかがだろうか。 醍醐へ 最寄停留所から京阪バス醍醐行きに乗る 醍醐寺 バスターミナルから10分ほどで醍醐寺大門。 山道へ 仁王門…

豪雨の爪あと

2012年8月14日未明に京都府南部を襲った豪雨は局地的な被害をもたらし現在も復旧作業が続いている。何箇所も土砂崩れや冠水がおこり今も不通となっている道路もある。 府道3号大津南郷宇治線は通称天ヶ瀬ラインと呼ばれる山間の宇治川沿いを通る道だが、今日…

宝ヶ池から見た比叡山

先日ドライブで行った比叡山を宝ヶ池国際会議場の傍から見た。 会議場の後ろに水井山、横高山のふたコブがある。市街からはわからないがここまで来るとよく見える。 比叡山頂とけっこう標高差があるように思う。どちらの山も比叡山との差は100mもないの…

比叡山は涼しいよ

お盆休みに入りました。その初日8月12日、京都市から最も近い避暑地比叡山へ行ってみました。当日曇り空で山上の天候が心配されたけど決行しました。奥比叡ドライブウエイへ湖西側から上がりました。 湖西道路は混んでいたけどDWに入ると閑散としていてゆ…

山鉾

四条室町から北へ向かって 菊水鉾 霰天神山 南観音山 北観音山 八幡山 鈴鹿山 2012.7.15撮 きょうは宵山です

出世稲荷、新天地へ

先日の新聞に京都市上京区にある出世稲荷が左京区大原の地に移転するとの記事が掲載された。 ⇒http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20120608000076 そもそも豊臣秀吉が建てたといわれそのことから「出世稲荷」の名がついたという由緒ある神社で、…

京都北山散策 二ノ瀬⇒鞍馬 その2

滝谷峠からの道は下りとはいえ急で足元も注意を要する。 それまでのユリ道とは違いこのようなごつごつした道を沢伝いに歩く。渡渉も何度かするのでしっかりした靴が必要。 こんなところも 岩場を足を伸ばして降りる。左手でロープをつかまないと転落しそう。…