今の今出川室町一帯に室町幕府があった。その3代将軍足利義満は金閣寺を創建したことで知られているが幕府にほど近いところに相国寺も建てている。幕府の庇護を受けた禅宗寺院の一つとして同寺は当時権勢を誇り広大な寺領を持った。現在塔之段通は今の相国寺とは接していないが往時は寺領内を通る道であった。そこには高さ100m以上に及ぶ七重塔があったといわれ通りの名はそのことに由来する。
北側からこの道を歩いてみよう。
北側からこの道を歩いてみよう。
七重塔跡地?
ここに大塔があったと表示あり。高さ109mというから現存する東寺五重塔(高さ55m)の倍近い。残念ながら後年落雷により焼失した。そしてここは明治維新前後に西郷隆盛が暮らしさらに時代が下り昭和になって我が国のノーベル賞受賞第一号となった湯川秀樹博士の寓居のあったところでもあった。
ここに大塔があったと表示あり。高さ109mというから現存する東寺五重塔(高さ55m)の倍近い。残念ながら後年落雷により焼失した。そしてここは明治維新前後に西郷隆盛が暮らしさらに時代が下り昭和になって我が国のノーベル賞受賞第一号となった湯川秀樹博士の寓居のあったところでもあった。